「松戸」の風景にまつわる、人の記憶や心情

山川・植物などの自然景観(自然環境)と、耕地・交通路・市街地などの文化景観(人工環境)などに分けられる景観も、風景・景色と類似の言葉となっている。
「松戸」のいかなる場所や場面についても、同じところが一人ひとりの年齢や生まれた時代、家庭環境、職業、社会的立場など様々な条件によって必ずしも一致したとらえられ方になるとは限らない。
一人の定点観察が、写真・絵・映像・日記などの記録に残されるとしたら意味のある取り組みとして評価に値する。幼少期や小中学校高時代に過ごした場所や場面についての記憶や心情はどのようなものになっているのか。共通の体験について想い起こした話や、その当時の日記・絵・写真・映像記録などをまとめて収集、集積されていたらたいへん有意義な地域素材の価値を有する。
中部小学校100周年記念時卒業生6・2組による取り組みの成果もあるので、参考にしていただけたらありがたい。「写真が語る松戸市の80年」(いき出版)と連携した各地域・各校の取組みも期待したい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です