「松戸ブランド」の普及促進を願って ―補説 ⑨―

「松戸」の良さ、魅力、特徴について「目白ブランド」を参考に「松戸ブランド」の提唱は?

「松戸」の良さ・魅力・特徴を探るのに参考となるテレビ番組があった。2023 年11 月18 日、NHK の番組『ブラタモリ 東京・目白〜目白ブランドの正体とは? 』と題していた。「目白ブランド」を参考に地域ブランドとしての「松戸ブランド」について提唱するのはどうか、を取り上げ、みなさんの見方や意見、考えを綴る投稿を期待している。

地域ブランドには、
①商品・サービスのブランド(地域特産ブランド)
②地域イメージ(エリア・アイデンティティ)
の主に2つのブランド要素があると言われている。

番組の中では、ブランドの要因に当たることは、目白の地名・台地・大名屋敷・学習院・神田川などをあげている。様々な視点からこれらを解き明かし、「地域イメージ(エリア・アイデンティティ)」を解説していた。

「目白ブランド」とされることは江戸の観光スポットが起源とも指摘されていることもあるが、様々な地域資源や大名屋敷から明治期の山県有朋邸宅を「椿山荘」として発展させた企業、神田川沿いの桜などの観光地などを調和させ、総合的に地域のイメージを向上させているところにブランド力があるとした。このような地域ブランドが知名度を高め、全国的一般的に通用することは、地域の発展にとって、やはりのぞましい。というのは、他地域の消費者や観光客がその地域を訪れることのきっかけとなり、経済的にはもちろんのこと、人的な交流や文化的にも多方面にわたる発展が見込めるからだ。

「松戸」の場合にも、同様な見方で挙げてみると、松戸の地名・台地・戸定邸・宿場町・陸軍兵学校・千葉大園芸学部・江戸川(坂川)が類似の要因としてあげられる。

しかし、「松戸」のブランドについては、農産物の地域特産ブランドとしての「なし」「ネギ」のほかに今や「レモン」などが挙げられているが、「松戸」地域のイメージアップが全国的一般的に広まっているか、気になるところだ。

その意味で、「松戸ブランド」につながるような「松戸の良さ、魅力、特徴」はどのようなことになるのか。従来のことや各種の提案・意見等を踏まえて、様々な視点から「松戸」の流通される商品やサービスなどを改めて見直しをしてみてはどうか。これらが、時代の流れに応じて地域の魅力や地域独自の付加価値を付け、一段上の商品やサービスを創り上げることが重要なポイントになると考える。その地域の「魅力や独自の付加価値」が明確にされ、多くの人びとに認められるように整備されれば「松戸ブランド」のイメージづくりになるのではないかと考える。

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