東松戸地域の先進性 「地域コーナー」より発信

はじめに -次世代へのつなぎ―
東松戸地域は山林・森のあるところに宅地化が進んでいます。その住宅街には坂道が多く、あちらこちらにあります。
東松戸地域の河原塚には先史(旧石器)時代にあたる関場遺跡が発掘され、日本史上の比較的早い時期に人の暮らした跡が明らかになりました。自然の豊かなこの地域はまさに先進地です。
ただ、坂のある地形が広がるところでは、今日でも高齢者に限らず自立的な移動の困難な人にとっては暮らしの上でつらい状況です。近くにコンビニなどのない地では「買い物弱者」の問題などとして指摘されています。
そのような現実問題もある中で、河原塚地区では、「地元地域と行政の連携、ボランティアの推進、市民活動の充実」が一体となって小さな電動車「グリスロ」運行の取り組みを進めています。
近い将来、未来への明るい歩みを開く自動運転の電動車が運行されるまで「次世代へのつなぎ」は、先進的な取り組みとして重要な意味があります。

そこで、東松戸地域における河原塚地区の「グリスロ」(グリーンスローモビリティ地域推進事業)の管理・運営などを含む東松戸地域の事柄・事例を通して「地域課題への取り組み方」について共に考え、先進的な歩みをさらに進めていきたいと思います。
松縁会(松戸をゆかりとする人の会)は、関係団体の紹介・広報を協働的に行うことによって地域の“魅力アップ”に関わらせていただき、さらなる「松戸市のイメージアップ」につなげたいと考えています。
具体的方法は、松縁会ホームページの『松戸あれこれ』に「地域コーナー」を設置します。松戸市内の各地域において最初の位置づけとして東松戸を取り上げ、順次広げる予定です。
各地より多くの方々が「地域コーナー」の事柄・事例について感想、考え、提案などを自由に発表する場(松縁会HP「コメントを残す」欄)を設けています。東松戸地域のことばかりではなく、他地域にも広がる一般的な課題も期待しています。
様々な情報交換をすることによって地域の多種多様な具体的な事柄・事例について考え、意見の交流が促されることを歓迎します。そして「地域の事柄・事例」について「人のつながり」が意識化され、共通の認識化が図られることを期待します。
地域コーナーの設置
このほど(11・26)実施された松戸市主催「まつどSDGs推進セミナー」では、『住み続けられるまちづくりを』をテーマにしていました。
松戸市域を念頭においた、自社・自団体と他社・他団体との連携プレーの在り方を探る事例発表とグループワークでした。どのような機会を通してつながり、いかに連携を図り、社会的な役割を果たしながら発展・継続させて成果につなげるか、という「ノウハウ」学びの場です。
まつどSDGs(公式)の記事一覧|note(ノート)まつどSDGs(公式)さんの記事一覧です。matsudo-city.note.jp
東松戸地域をはじめとする「松戸の魅力探し」を続けている松縁会では、そのような場や“松戸をゆかりとする人”のつながりを通して、連携方法としてホームページを活用することを具体事例として準備しています。
『松戸あれこれ』に「地域コーナー」を設置することによって、各地域の事柄や事例について協働する関係団体の活動やその様子を紹介することにしています。
「地域コーナー」の事柄・事例について感想、考え、提案などのある方は、各地より自由に発表する場(松縁会HP『松戸あれこれ』の「コメントを残す」欄)を設けています。
手始めに「東松戸地域」の関係団体・関係者の理解と協力を得ることによってその活動ぶりを取り上げていきます。
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各地域にはそれぞれに地域事情や特徴があります。その背景には周辺地域との関係や政治・社会情勢、自然環境の変化など様々な影響を受けることがあります。
そういう状況下で、松縁会の役割は、「松戸をゆかりとする人」のつながりを立ち位置として関係する諸団体の活動紹介と広報をする活動にあります。
東松戸地域から他地域へ
この活動は、東松戸地域をはじめとする関係団体の注目する事柄や事例などを松戸市内外への普及拡大をはかります。
活動の目標とするところは、各地域の具体的な事柄や事例を通して他地域を含む松戸市の発展・再興や次世代へのつなぎを進めていきたいと考えています。
松戸市内には東松戸地域に限らず、多くの地域で山林・森と坂道があるところがあります。「里やま保全活動」は市内で18の森で展開されています。電動車「グリスロ」の運行は4地域で管理・運営されています。

各地域の活動は、それらばかりではありません。地域の自治会・町内会組織においては各種様々な活動が展開されています。地域にある現実の問題に対応していくためには行政、地元の人びと、ボランティア、移住市民などの連携と協力が不可欠です。

一例としてあげました「グリスロ」運行の普及・周知は、東松戸地域のみならず、松戸市全域において近い将来に見込まれます。
そこで、「グリスロ」に限らず、防犯・防災、高齢者見守り、空き家問題、 自治会町内会加入率低下、イベント担い手不足、地域連帯感の希薄化などの現実問題が目の前にあります。
自治会町内会にとどまらず、各種団体の必要な組織作りや、ボランティアの皆さんをはじめとする人員確保、運営のノウハウなど基礎データの蓄積は、関係団体や人びとが取り組む重要な役割・使命と思われます。
松縁会「地域コーナー」の設置は、各地域についての情報交換などを通して、地域の多種多様な具体的な事柄や事例を取り上げることが可能になります。
その交流が促され、「地域の事柄・事例」について「人のつながり」が意識化され、共通の認識化を図れるようにする試みを共に進めていきたいと考えています。
まとめ
東松戸地域の魅力を探して街を歩いてみました。
その結果、この地域には、「1日里やま体験会」「グリスロ」などの地元住民と行政の連携、ボランティア活動、市民自治活動などの場があり、一体となって未来に向けて「次世代へのつなぎ」を試み、「魅力ある動き」がありました。
その動きは、松戸市の進める「まつどSDGs活動」の一環として情報提供しうる貴重な様々な機会でした。これらの事例は「人のつながり、連携を図る、社会的な役割を果たしながら発展・継続させて成果につなげる」ことの証です。
松縁会は、それらの動きを「松戸をゆかりとする人」の立ち位置から協働的に紹介・広報する役割を担い、ホームページ上の『松戸あれこれ』のコンテンツに「地域コーナー」の設置を進めています。
ここに、関係団体の会員の皆さんをはじめ、多くの方々の感想、意見、考えなどを松縁会ホームページ『松戸あれこれ』の「地域コーナー(コメントを残す)欄」に自由に寄せていただきたいと準備をしています。とを願っています。
<石橋>


