あなたの想い出話を聞かせてください!-松戸ゆかりの想い出募集-

松縁会はこれまで「まつど五十三景」で松戸の景観を紹介してきました。
しかし、景観は“語り合う”ことでさらに豊かになります。
そこで今回、より多くの方の想い出や記憶を共有できる場として、noteに舞台を移しました。
各地の「ふるさと」から松戸へ移り住んできた方も大勢いらっしゃると思います。
他方、松戸から別の街へ引っ越された方や、その土地に永住された方もいらっしゃいますね!
ぜひ、それぞれに当時のなつかしい想い出話を教えていただけませんか。
「心の風景」の語り合い
その記憶を語ることが、いま暮らす松戸やその地の景色や場所とどこかで重なり、繋がるかもしれません。
その時、それはかけがえのないご自身の“想い出の風景”です。
「新しい心の風景」となり、残っていくはずです。
きっと松戸とのゆかりが豊かな心情を支えることになります。
それぞれの人の「心の風景」が語られ、重なり合うことによって共通の「松戸の景観」は浮かび上がってきます。
その皆さんの想い出に残る「心の風景」を集約して共有することを目指したいと考えています。
今回のテーマ:想い出に残る「心の風景」の語り合い
『松戸』をゆかりとするあなたの記憶や印象などを語り合いませんか!
「まつど五十三景」の各景にある「コメントを残す欄」で教えてください。
「心の風景」とは何か? あなたの記憶が松戸の景観になる
「心の風景」とは、あなたの記憶に残る景色や場面のことです。
ふるさと、旅先、子どもの頃の遊び場などは、その時の気持ちや体験と結びついた風景です。
もしその記憶が、いま暮らす松戸の景色と重なる瞬間があれば、それは新しい「心の風景」として松戸の魅力になります。
地域の異なるところでの事柄・風景などが広く共有され、新たな話題を生み出すかもしれません!
「松戸」の表現法 風景、景観、情景、光景、景色、ランドスケープ、ランドマーク
人の生活する空間、場所については、上記のように見方や気持ちなどを込めるといろいろな表現法がされます。
例えば
- 坂川の桜が教えてくれた、松戸の春の情景と記憶(第33景)
- 八ヶ崎のサクラが咲くとき、地域の時間が動き出す風景(第39景)
- 東松戸の森で出会った『松戸らしさ』の光景とは(第42景)
- まこも池の緑地で、はじめて釣りをした小さな冒険と景色(第50景) など
これまでの景観紹介から一歩踏み込んで、「変わる松戸」をあなたの体験や記憶、気づきなどを前に出して語っていただきたいです。

筆者の心の風景:利根川・隅田川・江戸川がつないだ松戸との縁
筆者(私)と松戸市の縁を想い起こしてみると、1957(昭和32)年4月になります。
当時、東京足立区の千寿第二小学校4年生の時でした。6年間クラス替えのなかった学級で担任だけその年に変わりました。
松戸市小山から常磐線を利用して北千住駅から隅田川近くの学校まで通われていました。
小学校卒業時には、同級生らと担任の自宅訪問記念へ。当時、長嶋茂雄らの活躍でプロ野球ブーム。
その流れで担任宅近くの崖沿いグランドで野球ゲーム。
その場所は、ずっと千葉大学園芸学部と思い込んでいましたが、原稿をまとめるにあたり、担任住所のわかっていた小山付近を調べると、なんと松戸二中と判明。
また、大学時代の卒論には江戸川水運を利用した都市構造の比較例として「松戸」と「野田」を取り上げたことがありました。特に地場産業の発達に注目した覚えがあります。
ずっと後で気づいたことですが、何よりも驚いたことは、私の出身地埼玉県羽生市上新郷の小さい川「あいかわ」のことを知った時です。
その「あいかわ」は「会の川(あいのかわ)」です。
徳川家康の関東入府後に手がけた「利根川東遷事業」の最初に行った瀬替え(付け替え)の河川が「会の川」でした。
私の松戸との縁は1590年代以降の事業に関わることまで遡ります。おぼろげながら記憶にある「あいかわ」の遊びが想い出されます。
私の「心の風景」は、その「あいかわ」近くを流れる利根川と、小学校時代の隅田川、最初の赴任地旧中部小学校、現在の住まい近くの江戸川です。
多様な河川の様相や下総台地の森などが想い出話の場面として浮かんでいます。

松戸の景観は市内にある —川・市街地・ 森が織りなす生活空間
松戸市は台地と低地が隣接する特異な地形をもち、大都市東京の近郊地にあります。
この特徴により先史時代から人の行き交う結節地として歩んできた松戸市です。
「まつど五十三景」は市内各地から多様な景観を取り上げています。
今日、松戸市の生活空間は都市的土地利用(住宅地・道路・商業地・公共施設など)が大半を占めています(都市景観)。
その中に台地の森・河川の水辺などの原風景(自然景観)と歴史ある寺社・新田の農地・伝統の暮らしなど(文化景観)が今も大切に守られています。
さて、「松戸市の景観」については、『松戸市景観基本計画』(令和8年7月)が改定されました。序章では景色や風景などの感じ方の価値観を景観と述べています(注1)。
改定計画には景観形成重点地区が加えられ、その取り組み方針も示されています(注2)。
松戸駅周辺の江戸川低地・相模台の森地区です。人の“いきいき”する「松戸らしい」景観づくりを期待します。
私は、「日常の生活空間にこそ松戸の景観がある」と考えています。
台地・低地・森・川・歴史・文化など、松戸の人びとにとってこれらが重なり合う場所に、松戸らしさがあります。
「時間・空間・人のつながる場」への見方が大事と考えています。
景観のとらえ方には、視覚中心の見方と、経験・時間・空間の重層性への見方、の二つの流れがあるとされています。
松戸市民の皆さんは日常の暮らしで人の目に入る景観をたくさん経験しています。
市街地の構成像・音・ネオンや団地・マンション・ビルの規格性、台地の縁、江戸川・小河川の流れ・橋・樹々、森の色合い、田畑の季節変化などです。
富士山やスカイツリーは誰もが認める眺望です。
江戸川堤から東京側の眺めは美しいです。
視覚による「眺望景観」の見方とする場合は、各地の極めて限られた視野における「松戸の景観」をとらえることになります。
しかし、それらだけではありません。私たち松縁会は、松戸の景観を「心の風景」として共有し、地域の魅力を次世代へつなぐ“松戸SDGs活動”の推進を掲げています。
一例としてあげるならば「21世紀の森と広場」は、自然景観と文化景観が調和する松戸市の象徴的な都市景観と言えます。

「21世紀の森と広場」や江戸川の土手、相模台の森、小金城址・本土寺などその他の景観にまつわる想い出をぜひ「コメントを残す欄」で教えてください。
あなたの想い出が松戸の景観をつくる
(松縁会ホームページ『まつど五十三景』「コメントを残す欄」へどうぞ)
きっとそれぞれの方々に「松戸想い出話の場面」があります。
「松戸の景観」は市外ではなく、市内にあるはずです。
例えば
・ 初めて松戸に来たときに見た景色
・子どもの頃に遊んだ場所
・家族との想い出が残る風景
・旅先の記憶が松戸の景色と重なった瞬間
そんな「心の風景」を、ぜひコメント欄で教えてください。
「今週末、キッチンカー目当てに家族で行ってみます!」
「昔あそこにあったお店が好きだった」 など
といった日々の事柄や記憶でも構いません、一言だけでも大歓迎です!
・「コメントを残す欄」には、画像を添付することも可能です。市内の「想い出話」にまつわる各地の画像を紹介してください。
・紹介していただいた「想い出話」はコメント欄に記入すると、そのまま投稿したことになります。
・お名前は、実名、ハンドルネーム、イニシャル、匿名など、お好きな形でお書きいただけます。
・メールアドレスが公開されることはありません。
ところで、最近の私の「江戸川想い出話」は日常の散歩で見かけた次のシーンです。とても強烈な印象を持ちました。
今にも上陸して普通に走り出すような感じでした。



江戸川土手を散歩していた私は、2026年3月13日と3月14日の両日、偶然にも水陸両用車と見られる被写体をスマートフォンであわてて撮影。
いつもほぼ同じ頃、天気の良い日には江戸川沿いに東京スカイツリー、富士山、高層ビル群などを見ながら、歩いていました。
突然、白い車体のような形をしたモーターボートが水面を颯爽と走り抜けていました。急いでスマートフォンを取りだし、撮影した画像です。
2日連続でほぼ同じ時刻に試走したのかと想像してみましたが・・・?
松戸駅周辺地区の景観づくりを期待しています。多くの方々が夢や希望などを語り合うことによって反映されるよう願っています。
この付近では、いつも水上スキーやモーターボートの波乗りボードが見られるところです。松戸・金町付近においては、伝統的な「矢切の渡し」舟が運航されています。
松戸は江戸川水運の活況で宿場町として発展してきたことを想い出します。
時代の変化がいろいろな河川の利用や様相をもたらしています。
かつて私は、これらの観光・レジャーを見据えて矢切地区における「空・川・道の駅」提唱案を取り上げています。https://note.com/embed/notes/n035d4eca9e9b https://note.com/embed/notes/n6e8725ba33ee
松戸市 矢切地区 「空・川・道の駅」提唱案 受け入れる or 受け入れない?
松戸市「矢切地区」地区計画案 「空・川・道の駅」プロジェクトと「ドローン」等の段階導入
これらは、江戸川・河川敷の空域を活かすことや公園の整備など東京近くの矢切地区の将来についてワクワクする想像を述べています。
今回、それらを交えながら、松戸ゆかりの方々に「想い出話」を聞かせていただくことを呼びかけています。
各地の景観にまつわる様々な記憶や印象、感想、意見、考えなどを述べ合って活発な語り合いの場ができることを楽しみにしています。
<石橋>
<注1>「松戸市基本景観計画」(令和8年7月改定)
この「基本計画」の2ページ冒頭の樋口忠彦氏は、筆者と同郷の方です。
著書『日本の景観』春秋社155ページにその出身地が記述されています。
私がnote本文で取り上げた「会(あい)の川(かわ)」も同ページに出ています。
<注2>「松戸市景観計画」(令和8年7月改定)

